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鎌倉に「生」フローズンヨーグルトの店-併設ギャラリーで企画展も

さわやかな酸味、素材の栄養素を損なわない製法で作られる生フローズンヨーグルト

さわやかな酸味、素材の栄養素を損なわない製法で作られる生フローズンヨーグルト

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 鎌倉・由比ガ浜通りに昨年末先行オープンしていたギャラリー「そらにわ」(鎌倉市由比ガ浜2、TEL 0467-25-3993)が4月11日、生フローズンヨーグルトを提供する「鎌倉ウッドベリーズ+(プラス)」とコラボしたスペースとして正式オープンした。

フレッシュな果物が並ぶショーケース

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 湘南の海辺に暮らし都内に通勤していた店主の田尻絵理子さんが、「地元に拠点を作りたい」との思いをかなえ開いた同店。何ができるかと模索していたときに「ウッドベリーズ吉祥寺」の生フローズンヨーグルトを食べる機会があり、「そのあまりのおいしさに、ぜひ湘南の人にも食べてもらいたい」と合同会社ミカンハウスを設立。ウッドベリーズ吉祥寺と業務提携を結び、ヨーグルトの材料とノウハウの提供を受け店舗運営をスタートした。店舗面積は8.3坪。

 生フローズンヨーグルトは、加熱殺菌をしていない乳酸菌が生きたヨーグルトのこと。八ヶ岳で絞った生乳から自家発酵させたヨーグルトでベースを作り、急速冷凍した旬の果物を混ぜ合わせて食べる。ヨーグルトも果物も加熱しないことから「生」という言葉を使い、果物はできるだけ減農薬や有機栽培のものを使っているという。

 価格は、S=340円、M=410円、L=540円。有機栽培の果物、価格の高い果物などはプラス料金を設定する。主なフレーバーは、「とちおとめ」「ミックスベリー」(以上Sで50円増し)、「愛媛レモン」「アップルマンゴー」「幻の塩トマト」(同100円増し)などのほか、「熊本産有機ネーブル」「熊本産有機デコポン」(同50円増し)などの同店オリジナルメニューをそろえる。ほかに、自家発酵したプレーンヨーグルトの量り売り(100グラム170円で50グラム単位)、飲むヨーグルト(S=340円、M=410円)も用意。テークアウトも可能で地方発送の対応も予定する。

 ギャラリーでは、さまざまな分野で活躍するクリエーター16人がデザインした手拭いを集めた「いのち はずむ てぬぐい」展を開催している。5月13日まで。

 「おいしいものとすてきなものがコラボした楽しい空間としてやっていきたい」と田尻さん。「天気や気温に左右されるところが多いので、観光客に頼り過ぎない地元の人たちに愛される店を作っていきたい」とも。

 営業時間は10時30分~日没。月曜定休(祝日の場合は翌日)。ゴールデンウイーク、夏季は無休で営業予定。

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