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平塚で「七夕シンポジウム」-「湘南ひらつか七夕まつり」について考える

東日本大震災の復興を掲げて開かれた昨年の七夕まつりの様子

東日本大震災の復興を掲げて開かれた昨年の七夕まつりの様子

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 平塚のホテルサンライフガーデン(平塚市榎木町)で6月21日、「湘南ひらつか七夕まつり」の課題や将来展望などについて考える「七夕シンポジウム」が開催される。

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 今年から公益社団法人となった平塚青年会議所が「これまで以上に地域公益に貢献したい」と、事前申し込み不要・参加費無料で開く同シンポジウム。開催の背景には、昨今の娯楽の多様化や経済状況の閉塞(へいそく)感に加え、震災後の節電意識などに伴い人々の七夕まつりへの意識が希薄になりつつあること、商業活性を願い始められた同まつりの衰退は地域全体の衰退につながる、などの懸念があるという。

 「この地域を考えた際、七夕は外すことのできないキーワードであり、地域みんなで考えていくことが必要」と同シンポジウムへの参加を呼び掛けるのは、同青年会議所事務局次長の鈴木大雅さん。「『地域の誇り・文化』として、一人でも多くの方々と協働して、従来の『見物する七夕』から『参加する七夕』へ意識を向上していきたい』と話す。

 当日は「呼び覚ませ 地域の誇り!」をテーマに、七夕まつりに中心となって関わる団体の3人によるパネルディスカッションを開催。パネリストには平塚商工会議所会頭の福澤正人さん、平塚市商店街連合会の常盤卓嗣さん、湘南七夕の会の根岸理裕さんが参加し、落合克宏市長のあいさつも予定する。

 「七夕まつりへの思いはさまざまかと思うが、実際に中心となって関わっている方々の話を聞ける貴重な機会」と鈴木さん。「翌月に開催される七夕まつりを訪れた際、このシンポジウムで得たことを思い返し、自分だったら…という目的意識を持ちながら楽しんでいただければ」とも。

 開催時間は19時30分~21時(19時開場)。会場はホテルサンライフガーデン4階「芙蓉の間」。参加無料。定員は100人。事前の予約は不要。

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