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鎌倉・由比ガ浜にレノボがデジタル海の家 NFC搭載ビーチパラソルの貸し出しも

Lenovo House外観

Lenovo House外観

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 鎌倉・由比ガ浜海岸に7月3日、海の家「Lenovo House at Quick Silver (レノボ・ハウス アット クイックシルバー)」がオープンした。

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 「ITでビーチをもっと楽しく!」をコンセプトに、コンピューターメーカーのレノボ・ジャパン(東京都千代田区)が提供する同店。「海の家がデジタルと融合することで、新しい価値観、新しい楽しみ方を提供したい」と、都心からのアクセスが良く、同社がターゲットとしている1980年代から2000年代初頭生まれのミレニアルズ世代が数多く訪れる由比ガ浜に出店した。

 店舗面積はBBQスペースも含めて約300坪。席数は250席。太い松の木の柱や杉の板装飾を用いてウッド感を演出した。

 店内ではインターネット接続可能な「Lenovo YOGA Tablet 2」の無償レンタルサービスや、Instagram(インスタグラム)で指定のハッシュタグを入れてアップロードした画像をプリントできるサービスを提供するほか、NFC(近距離無線通信技術)搭載のビーチパラソルの貸し出しを行う。

 NFCはNear Field Communicationの略称で、国際標準規格として承認された近距離無線通信技術。対応するスマートフォンをビーチパラソルのNFC部分にかざすことで、お気に入りの写真などの投稿や閲覧ができる特設サイトへのURLを入手できる。また地域情報アプリと連動し、最新のレストランや観光地情報などのニュースも配信する。

 ミレニアルズ世代がコミュニケーションツールとしているTwitterやInstagramで多くのフォロワーを持ち、ナチュラルなライフスタイルやビーチライフに精通していることから、ビキニブランド「ALEXIA STAM」のデザイナーの山中美智子さんを海の家のアンバサダーに起用。山下さんはさまざまなイベントに参加し、地元鎌倉周辺の食材を生かしたオリジナルスムージーを提供する。

 同社広報シニアスペシャリストの蘇理幸子さんは「従来の企業から押し付けるマーケティング戦略ではなく、ミレニアルズ世代の主なコミュニケーション手段であるSNSを使い、関心が集まりやすい場所にこちらから寄り添うことで、ブランドや製品のリーチを促したい」と話す。

 営業時間は、10時~20時30分。8月31日まで。

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