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藤沢の街をアートで記録 ゆかりの若手作家4人が企画展

藤沢の街をアートで記録 ゆかりの若手作家4人が企画展

伊藤久也さんの参考作品「隣のおふくろの味」(2015)。彫刻、写真、映像などを使ったインスタレーション作品を制作・展示する

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 2015年度企画展「まちをとらえる-記憶のドキュメント」が1月23日、藤沢市アートスペース(FAS:エファース)で始まる。主催は藤沢市と藤沢市教育委員会。

ガチヲ・サンダースさんの作品「だって江ノ島なんだもんにゃん!あとヒュー」(2014)。1月24日のワークショップは「すてきな出来事や思い出を忘れてしまわないようにマンガで残すという体験を」

 同施設のあるJR辻堂駅周辺は近年急激な変化を続けており、かつての風景を忘れてしまうことも少なくない。アートという媒体を通して記録し、鑑賞者が今まで気づいていなかった地域の歴史や物語、風景などに出会う機会になればと企画した。

 参加したのは、伊藤久也さん、イリエナナコさん、ガチヲ・サンダースさん、伝田智彦さんら藤沢にゆかりある4人の若手作家。それぞれが藤沢の街と向き合い、インスタレーション、映像、言葉、ペインティング、写真などで新たな作品を制作し展示する。

 同施設スタッフによると「全13カ所の公民館を回り市民の生の声を取材したり、海岸で漂流物を探し写真に残したりするなど、作家さんは精力的に市内各所に足を運んだ」という。出来上がった作品の展示は「1フロアを4つに区切るが、それぞれの個を立たせながらも融合させるよう工夫した」と話す。

 同施設は藤沢市が辻堂駅北口の商業施設「ココテラス湘南」の6階に、若手作家の支援を目的として昨年オープンした。市民ギャラリー以外では市内唯一の公立アートスペースで、展示に向けて作家が制作を行うレジデンスルームをはじめ、展示スペース、ワークショップスペースからなる。

 1月24日には、ガチヲさんが小学生以上を対象にしたワークショップ「ヒュー!ステキ出来事マンガで思い出してマンガで記録!」を開く。

 2月7日は、定点観測写真の第一人者である富岡畦草(けいそう)さんを招き、記録することの意義を参加者と共に考えるイベント「記録がつなぐ『時』のプロセス」を開く。事実を記録する富岡さんと、芸術で記録する4人がクロストークする。

 同施設スタッフは「街が大きく変わっていくのは藤沢市だけでなく多くの地域で共通の現象。アートで記録するという試みを、市内外のたくさんの人に見ていただきたい」と来館を呼び掛ける。「近隣にも美術館は多いが、昨年できたばかりのこのアートスペースにも注目していただければ」とも。

 開館時間は10時~19時(入場は18時45分まで)。月曜休館。入館無料。2月28日まで。

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