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テラスモール湘南で「粉もんフェス」 藤沢産小麦使ったメニュー勢ぞろい

小麦畑で農作業を手伝う実行委員ら。「多くの人に地粉の良さを知ってもらえれば作付面積も増えるはず」

小麦畑で農作業を手伝う実行委員ら。「多くの人に地粉の良さを知ってもらえれば作付面積も増えるはず」

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 湘南テラスモール(藤沢市辻堂神台1)1階ゲートスクエアで7月9日・10日、地元の小麦や農産物を使った粉もののメニューを提供する「第2回藤沢粉もんフェスティバル2016」が開かれる。

天気が良かった昨年は2日間で2万人が来場。人気店には列が絶えなかったという。今年はスイーツも加わり、より多くの来場者が見込まれる

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 藤沢産の小麦粉「地粉」を使っている飲食店店主などが実行委員会を結成し、より多くの人においしさを知ってもらうことで地元の農業を活性化できればと企画した。さまざまな粉ものの料理を提供し、昨年は2万人が来場した。

 今年もお好み焼きや焼きそば、たこ焼きをはじめ、ギョーザ、ピザ、パン、サンドイッチ、焼き菓子類など14店舗のブースやキッチンカーが並ぶ。

 生地からソースまで地元産にこだわったまき窯焼きpizza「アンクルケン」の「藤沢完熟とまと&水牛チーズのマルゲリータ」や「江の島しらすと生のりpizza」、全国餃子祭りや浜松餃子祭りにも出店したホルモン焼き「じゃんぼ」の「こだわり湘南餃子」などのほか、市内の農家に生まれ育ったシェフの店「お菓子のアトリエ ニコラ」の「くまちゃんマドレーヌ」や「チーズタルト」、親子3代で営む菓子店「松月堂わびすけ」の「生ドーナツ」「ドーナツラスク」「藤沢小麦のわらび餅」など、昨年はなかったスイーツ類も充実させた。

 善行駅前の直売所「八〇八」ブースでは、湘南レッドや新ジャガ、湘南ポモロンなど夏野菜を販売するほか、ステージでは地元ミュージシャンのライブや大道芸人によるパフォーマンスも行う。

 実行委員長の吉川裕次さんは「もともと地域で活動する店主たちで始めたフェスだが、テラスモール湘南さんの協力や藤沢市の後援もいただき大きくなっている。地産地消で地元を盛り上げ、未来ある子どもたちに食を通して笑顔を広げていきたい」と話し、同施設の小出美記さんは「バラエティー豊かなメニューがそろった。家族や友達と一緒にご来場を」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~20時。入場無料。荒天中止。

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