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平塚・ラスカで「うラ市」 フリー誌「海の近く」とコラボ、海辺の手仕事テーマに

会場は最上階のホール。屋内なので雨の心配もなく楽しめる(前回の様子)

会場は最上階のホール。屋内なので雨の心配もなく楽しめる(前回の様子)

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 平塚駅ビル「ラスカ平塚」6階ラスカホールで3月21日・22日、フリーマガジン「海の近く」と同駅ビルがコラボした第2回「うみちかラスカ市(通称「うラ市」)」が開かれる。

創刊以来の人気コラムの著者・石花かねきさんによる石積みのワークショップ。バランスよく積めたときの感動は格別(前回の様子)

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 「相模湾沿いの海辺の暮らしをより楽しくおいしくする」をコンセプトに2016年に創刊した同誌。年10回の発行で部数は2万5000部、エリア内外の店やスポット約450カ所に設置している。

 「昨年春、設置店のラスカさんから『海の近く』っぽいイベントができないかと声を掛けていただいたことがきっかけ」と話すのは同誌スタッフの塩谷卓也さん。塩谷さんが今では県下最大級の朝市になった『大磯市』の立ち上げから関わっていたことから「一緒に面白いマルシェにしようと話が進んだ」と続ける。

 同誌で取り上げた店や作家、設置店などのほか公募も受け付け、昨年9月に開いた第1回は2日間で52組が出店した。来場者は女性や家族連れが中心で「読者の方も多くうれしかった」振り返る。「ほかのマルシェとは顔ぶれも違う」「個性的で新鮮」「雨の心配もなくていい」「定期的に開いてほしい」などの感想が寄せられ、すぐに第2回の開催が決まったという。

 「来場者にゆっくりと過ごしてほしい」と今回は出店者数を44組に減らし、ワークショップや休憩用のテーブルを増やした。ワークショップは、アロマ教室、アートなアイシングクッキー作り、石積み、ニットフェルト作り、ステンドグラス風ディンプルアート体験、動物キャラの粘土ストラップ作り、キャンドル作り、コケ盆栽など11組。物販は、焼き菓子やケーキなどのスイーツのほか、パン、弁当、総菜、野菜、クラフトなど。「『海辺の手仕事』をテーマにクラフトやフードをセレクトした」という。

 週4日のみ営業している伊勢原のパン店「ムール・ア・ラ・ムール」のハードパン詰め合わせは両日とも14時から10袋限定で販売する。惜しまれつつ閉店した鎌倉のフレンチレストラン「ランティミテ」も「ランティミテ ノマド」として出店。静岡県下田の「みのたけ製菓」や三島の「tote」など「静岡の海の近くにあるレベルの高い店も出てくれた」という。

 塩谷さんは「『海の近く』ならではの魅力をギュッと詰め込んだ宝石箱のような、おもちゃ箱のような、うみちかワールドを味わっていただければ」と話し、「編集部メンバーも待っているので、うみちかへのご意見、ご感想も直接どうぞ」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時(22日は17時まで)。入場無料。ワークショップは有料。

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