鎌倉のアトリエで夏の帽子・サンダル展-地元の作家らが開催

素足で履くミュールタイプのサンダルと夏の帽子

素足で履くミュールタイプのサンダルと夏の帽子

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 湘南を中心に活動しているオーダーメードの靴作家「酒井ムツ美」さんと帽子デザイナーのLionne(野村祖父江さん、藤田裕子さん)、黒田真琴さんの展覧会「夏の帽子・夏のサンダル」が5月30日より、アトリエキカ(鎌倉市二階堂、TEL 0467-24-7025)で開催されている。

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 酒井さんはオーダーメードの靴工房「工房こびとのくつや」を藤沢の自宅に構え、採寸、デザイン、型紙、製甲、底付けまで全て1人でこなしている。通常、1カ月に7~8足程度の靴を製作するという。

 今回の展示会で出品されている夏のサンダルは「素足で普段に気持ちよく履けるもの。ベルトのないミュールタイプが中心だが、甲が深めなので安定感がある。色は冷たくて甘いシャーベットトーンのものを多数製作」(酒井さん)。出展数は約20点で、価格は20,000円前後。サイズのオーダーも可能で、その場合は展示会終了後に受け渡す。

 同会場での展示販売は今回で8回目。ここまで長く続けることができた理由について酒井さんは「来場者がその場で似合うものを選ぶ様子を目の当たりにすることができること」と話す。また、「毎年新作は製作するが、親指をはめて履くタイプの定番のサンダルは初回からずっと作り続け、多くの人から支持されている自慢のサンダル。色選びについては、靴では挑戦できないような明るい色もサンダルなら抵抗なく取り入れられると考え、こだわっている」とも。

 営業時間は12時~17時30分。不定休(展示会開催中は無休)。開催は6月10日まで。

工房こびとのくつや

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