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茅ヶ崎の美容院「髪と日常」がリニューアル 地域に根差すシェアサロン目指す

「髪と日常」店舗前で左から「VASE」山本さん、祐美さん、のりしなさん、ヤマカツさん。

「髪と日常」店舗前で左から「VASE」山本さん、祐美さん、のりしなさん、ヤマカツさん。

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 茅ヶ崎市小和田3丁目にある美容室「髪と日常」が、開店から2年を前に、今年2月にシェアサロンとしてリニューアルオープンした。

店舗前の壺焼き芋「VASE」

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 ヘアスタイリストである竹本のりしなさんと祐美さん夫妻が営む同店。「髪を切って街をデザインする」をテーマに2019(平成31)年3月22日に開業した。リニューアル後は店舗内でヘアサロン「ナリテ.(ドット)」や、店舗前では壺焼き芋「VASE(ヴァイス)」を営業し、それぞれ違うオーナーが独立経営している。

 のりしなさんは「映画で見る昭和のように、地域の人たちと近い距離感で一緒にいろいろなことがしたくて作った店」と話す。「髪と日常」は妻・祐美さんの実家がある茅ヶ崎で「ゆるいつながりを大切にして、皆が笑って暮らせる地域づくりを、日常の中にある髪を切ることから広げていきたい」との思いから名付けた。

 のりしなさんとお客さまがコミュニケーションを取る中で、面白い企画や地域の可能性が話題に出ることも多く、それを実現していく過程を楽しむのりしなさんのスタイルに多くの人が賛同。これまでにも茅ヶ崎市赤松町の「ニュー公民館 TSUJIDO」の立ち上げなど、いろいろな企画を地域の人たちと一緒に世に送り出している。

 のりしなさんは「自分には特別な知識は無いが、知り合った人たちに誘っていただいて、いろいろ挑戦できることがとても楽しく、ラッキーだと思っている。今後のゴールは決めていないが、これからも出会いを化学変化にして、地域に根差したお店を皆さんと一緒に作っていきたい」と話す。

 営業時間は9時30分~19時。カット2,800円~。

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