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茅ケ崎のカフェで「つながりフェス」 テーマは「障害を知る・共に活きる」

イベントの実行委員メンバーら。後列向かって最右が「にじカフェ」店主の銭坂則子さん

イベントの実行委員メンバーら。後列向かって最右が「にじカフェ」店主の銭坂則子さん

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 「つながりフェスVol.2~障害を知る・共に活(い)きる~」が4月22日、茅ケ崎の「にじカフェ」(茅ケ崎市幸町、 TEL 080-8756-5583)で開催された。主催は障がい者の支援団体らがつくったつながりフェス実行委員会。

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 心や身体の障がいについて知ることで無理なくお互いにサポートし合い、社会的バリアをなくしていこうと、ハンディキャップを持つ人の仕事や活動に触れてもらうほか、さまざまな支援の仕組みを知ってもらおうと開催した。

 「バリアフリーケアサロンPlumeriaNail」のの卒業生と、同サロン代表で自身も車椅子を使う有本奈緒美さんのネイルケアのブースで、海洋プラスチックゴミをネイルチップに生まれ変わらせる取り組みを紹介したほか、「指定特定・指定障害児相談支援事業所青い鳥」の絵が得意な利用者が同カフェの備品に絵を描いた。

 NPO法人「松の実会地域活動支援センターみらまーる」が雑貨やTシャツを販売。福祉用具の「明」のブースでは、コピー用紙1枚でもつかめるマジックハンガーのような用具など、多くの用具をデモンストレーションしたほか、「地域包括センターあい」が、相談窓口を設けた。

 同カフェの店主で実行委員の銭坂則子さんは「は「2ヶ月に1回、様々なテーマで繋がる場を作りたいと考える。たくさんの知らないことを知っていくこと、無理なく支え合える地域を作ることを目指していく。公私、個人法人、たくさんの支援の輪をつないで、お互いさまの関係を作れる場所にしていければ」と話す。

 次回の開催は6月24日を予定する。

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