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介護美容の出張サービスが湘南ビジネスコンテスト大賞に 視聴者賞も受賞

会を終え、集合写真でグッドポーズを決める登壇者と審査員ら

会を終え、集合写真でグッドポーズを決める登壇者と審査員ら

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 「第26回湘南ビジネスコンテスト」の最終審査が11月6日、藤沢商工会館ミナパーク(藤沢市藤沢)で行われ、「介護美容まき家」の長内麻紀穂さんによるビジネスプラン「湘南のシニアをいつまでも健康に美しく! 出張型シニア美容『介護美容』サービス」がビジネス大賞と視聴者賞をダブル受賞した。

「ampAI ~AI で実現する、直感的な音作り支援アプリ~」を発表し、スタートアップ賞を受賞した渋谷真成さん(中央)と、スードリー代表でフラワーアーティストと前田有紀さん(左)

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 同コンテストは湘南産業振興財団が主催し、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町の2市1町を対象に、起業予定者や新事業を展開する中小企業などを支援する目的で毎年開かれている。

 受賞プランは、高齢者の自宅や施設に訪問して美容ケアを提供する出張型サービス。元広告代理店の営業経験を持つ長内さんの感性と企画力を生かし、心身の健康と笑顔を届けるサービスの拡大を目指す。

 今年は特別審査員として、元ラグビー日本代表キャプテンで、教育ビジネス・人材開発事業を展開する企業HiRAKUの社長を務める廣瀬俊朗さんも参加。経営者という立場からの視点で、登壇者に向けて実践的なアドバイスを送った。

 審査委員長を務めた、慶応義塾大学総合政策学部教授の飯盛義徳さんは「今日のファイナルで終わりではなく、ここをスタートにして湘南から日本、そして世界を元気にしてほしい」と期待を寄せた。

 このほか、ビジネス準大賞には「経験者を複製する、音声を活用した人間拡張プラットフォーム『LOOVIC(ルービック)』」を発表したLOOVICの山中享さんが選ばれた。

 今回新設したソーシャルグッド賞は、広告紙を再利用した紙製ハンガーで環境貢献と企業PRを両立させるプランを提案したオフィス・Kの小柳真理さんが受賞。NEXTリーダー賞には、20~30代女性向けのコーチングプラットフォーム「Muu by WithIris」を展開するWithIrisの森本彩加さんが選ばれた。

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