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湘南の春の風物詩、「シラス漁解禁」で地元網元が出漁−今年も豊漁を期待
3月11日、湘南の春の訪れを告げるシラス漁解禁を迎え、藤沢市漁業協同組合所属「堀川網」(藤沢市本鵠沼3、TEL 0466−36-9636)のシラス船引き船「第5堀川丸」が5時30分に出漁した。
湘南(横須賀市長井〜平塚市)にある「シラス協議会」では、現在27隻のシラス船が所属しているが、アユの稚魚保護のため、1月1日〜3月10日を禁漁期間と定めている。近年、シラスの成魚「カタクチイワシ」の減少や黒潮の流れの変化を要因に、水揚げ高が激減したが、昨年は一転して豊漁だった。1隻のシラス漁船が1回に水揚げするシラスは多いときで2トンにもなる。
湘南のシラス漁は大正初頭ごろから始まり、当初は手作業で行われていたが、昭和30年代に入るとロープ巻き上げなど一部機械が導入され、現在ではすべての工程で機械化が導入されている。加工品の「しらす干」は藤沢市の特産品。堀川網によるしらす干の製法は「水揚げされたシラスをマイナス5度、18%の塩水にくぐらせ、3回洗い、1度に15キロのシラスを1分間釜揚げ、水分をとって乾かす」というもの。
堀川網の葉山一郎さんは、「今朝1番に採れたのは越冬ジラス約80キロ。最盛期を迎える4月半ばごろからは、今年ふ化したシラスが採れ始める。今年も豊漁が期待される」と話している。
堀川網(2008-03-11)
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