七里ガ浜で3年間スケッチを続けた作家が大作-極楽寺のギャラリーで作品展

亀山和明さん作品展の展示風景。七里ガ浜での日々のスケッチと並行して取り組んだ100号の作品も出品されている

亀山和明さん作品展の展示風景。七里ガ浜での日々のスケッチと並行して取り組んだ100号の作品も出品されている

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 鎌倉のギャラリー「極楽寺・FLAT(フラット)」(鎌倉市極楽寺3、TEL 0467-25-0891)は1周年を記念して7月25日より、七里ガ浜在住の作家・亀山和明さんの作品展を開催している。

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 同ギャラリーは、作家の八咲潮さんが個人向けのグラフィック・ギャラリーを立ち上げることを目的に昨年7月にオープンしたもので、ギャラリースペースは約12平方メートル。同ギャラリーでの亀山さんの作品展は、昨年秋のカレンダー展に続き今回で2回目。

 七里ガ浜でのスケッチを約3年間、毎日続けた亀山さんにとって、スケッチは大きな作品を描くための「取材」と「下絵」。2,000点近くを描きためた現在では、日々のスケッチと並行して本来の目的である大型の作品制作に取り組んでいるという。

 同展では、「七里ガ浜の海」をテーマに100号の大作を描き下ろし出品するほか、スケッチ原画(F2号・不透明水彩)25点を出品。スケッチ原画は販売も行う。価格は38,850円(額装込み)。

 今回の作品展について「絵描き仲間・八咲さんが運営するギャラリーを応援する気持ちから開催を決めた」(亀山さん)と話す。また、昨年7月より由比ガ浜のカフェ「Daisy's cafe」を任されている亀山さんは、「自身も『Daisy's cafe』でギャラリー活動を進める中で、互いの活動が鎌倉のアートの底上げにながれば」とも。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。8月3日まで。期間中の亀山さんの在廊予定は29日以降の12時~17時(8月1日は15時まで)。初日(25日)16時から、ミュージシャン・ううじんさんのライブを行う。

極楽寺・FLAT外観(関連画像)亀山和明さん

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