秋の風物詩「鎌倉薪能」開催へ-50回記念で特別プログラムも

今年の「鎌倉薪能」でも上演される演目、「羽衣」より

今年の「鎌倉薪能」でも上演される演目、「羽衣」より

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 鎌倉の秋の風物詩「鎌倉薪能」が10月8日・9日、鎌倉宮(鎌倉市二階堂)で開催される。

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 鎌倉薪能は1959年(昭和34年)に鎌倉宮で初開催され、今年で50回目を迎える。1回目は雨で途中中止に。その後も日程変更、予備日の設定、雨天会場の設定などがあり、6回にはバス6台を動員して雨中の大移動を行ったなど、雨にまつわる逸話が数多く残される。

 今回は50回記念開催として、出演者に金剛流宗家、観世流宗家舎弟などを迎え、特別プログラム「羽衣」「土蜘」を上演。鎌倉在住の画家・平山郁夫さんが今回のために描き下ろした作品が挿入される記念パンフレット(1,000円)も用意する。

 鎌倉市観光協会の高橋公一郎さんは「あたりが暗くなると、かがり火に照らされた能の舞台は、幽玄の世界を堪能できる。今年の鎌倉薪能は50回記念事業として、スペシャルプログラムを用意したので、ぜひ多くの人に見てほしい」と話す。

 16時開場、17時開演。料金は7,500円。チケット購入希望者は、専用ダイヤル(TEL 0467-23-3545)から電話で申し込む。1回の電話受け付けでチケット10枚まで購入できる(先着順)。電子チケットぴあでも販売する。

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