逗子海岸近くに映画館・生花店・カフェの複合店「CINEMA AMIGO」

映画館カフェ「CINEMA AMIGO(シネマ アミーゴ)」が逗子海岸近くにオープン。アーティスティックな人々が集まり、日替わりランチや映画上映を行うほか、花屋を常設。今後、内装デザイン、ウエディングプロデュースなどをしていくという。

映画館カフェ「CINEMA AMIGO(シネマ アミーゴ)」が逗子海岸近くにオープン。アーティスティックな人々が集まり、日替わりランチや映画上映を行うほか、花屋を常設。今後、内装デザイン、ウエディングプロデュースなどをしていくという。

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 逗子海岸近くの住宅街に8月9日、映画館、花屋、カフェを複合した店舗「CINEMA AMIGO(シネマ アミーゴ)」(逗子市新宿1、TEL 046-873-5643)がオープンした。

逗子にオープンした映画館カフェ「CINEMA AMIGO」。落ち着いた店内には花屋が常設し、カウンター、テーブル席、畳ルームなどがあり、心地よい光が入る。

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 オーナーの長島源さんは、ミュージシャンとして活動していたほか、葉山の一色海岸の海の家「Blue Moon(ブルームーン)」でバーマネジャーを務めた経歴を持つ。昔の自宅を両親から借りて、写真家や内装業を営む友人と「BASE」という会社を設立。同社プロデュース第1弾として「シネマ アミーゴ」を開業した。

 同店は、昼はランチを提供するカフェ、夜はカフェバー、店内片隅に生花店を常設し、定期的に映画上映を行う。「友人たちと頻繁にやっていた上映会から発想を得た。映画はコミュニティーの中心になるもの。人と人をつなぐ場にしていきたい」と長島さん。店舗面積は約50平方メートル。席数は20席~30席。BASE INDUSTRIESが内装を手がけた店内は、カウンター、テーブル席のほか、畳ルームも設置。開放的で程よい光が入ってくる空間が特徴。

 料理は、6人前後のフードコーディネートチームが担当。日替わりで担当が替わり、ワンプレートランチを提供する。「できるだけ地元・逗子の食材を使うこと以外は縛りはなく、個性的で手作り感のある料理を出してもらいたい」と長島さんはコーディネートチームに依頼。パティシエの「アジアンテイストランチ」、草布アーティストの「野草カレー」、タブラー奏者の「インド料理」など、それぞれの発想が生かされたメニューが並ぶ。夜はバーメニューに替わり、近隣の「わかなパン」も提供する。客単価は1,000円~3,000円。

 映画はプロジェクターで大型スクリーンに投影する。笑って泣ける娯楽作品から、メッセージ性のあるドキュメンタリー作品まで、都内の単館で上映されるようなものを中心にそろえ、10月2日からはジャン=ポール・ジョー監督作品「未来の食卓」(フランス映画)の上映を予定する。料金は、映画上映中テーブルチャージとして1,000円を徴収する。

 BASEは同店を拠点として、ウエディングプロデュースや店舗の内装、コミュニティーペーパーの作成、映画の制作・配給までを仲間とともに手がけていく予定。長島さんは「湘南エリアはロハスっぽい店が多いが、そこにこだわらず、都会のもの、世界のものを逗子という土地とミックスして、いろいろなかたちで発信していきたい」と意欲をみせる。

 営業時間は11時30分~16時、18時~24時。映画の上映は19時から。

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