鎌倉にイタリアのワイン&食材店‐伊ソムリエ資格取得者が開業

鎌倉・長谷にオープンしたイタリアのワインと食材の店「OLTREVINO」。店内は白い壁にイタリア・アンティークが並び、現地にある同様の店舗の雰囲気を体感できる。

鎌倉・長谷にオープンしたイタリアのワインと食材の店「OLTREVINO」。店内は白い壁にイタリア・アンティークが並び、現地にある同様の店舗の雰囲気を体感できる。

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 鎌倉・長谷に3月19日、イタリアのワインと食材を提供する店「OLTREVINO(オルトレヴィーノ)」(鎌倉市長谷2、TEL 0467-33-4872)がオープンした。

)「OLTREVINO」ではオーナー・古澤さんがオススメのイタリア・ワインが約200種類そろっている。

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 鎌倉在住の同店オーナー・古澤さんは、地元でいつか店を持ちたいとイタリアへ渡り、トスカーナ、エミリア・ロマーニャ、サルデーニャなど各地で料理人として8年間、フィレンツェの三つ星レストラン「エノテカ・ピンキオーリ」でソムリエとして1年間ほど経験を積んだ。2007年には第1回JET CUPイタリアワイン・ベストソムリエコンクールで準優勝し、イタリアソムリエ協会認定のソムリエ資格を取得、念願のオープンにこぎ着けた。

 「日ごろからレストランで料理とワインを楽しむ人も、家ではあり合わせの総菜などでワインを飲んでいる人が多い。イタリアではワインに合うものを作って食べるのが基本。そうした食の文化・環境を根付かせたい」と古澤さん。同店では、ワインだけでなく、イタリアから輸入している食材や手作り総菜、手打ちパスタをテークアウト用に販売。ワインと総菜は店内で飲食することもできる。店舗面積は約72平方メートル。

 取り扱うのは、古澤さんが現地で気に入った約200種類のイタリア・ワイン(1,200円~1万円台)、パルマ産生ハムやトスカーナ風鶏レバーパテ、水牛モッツァレッラなどの総菜、自家製パニーニや各種手打ちパスタなど。徐々に総菜の種類を増やし、ドルチェも提供していく予定だという。「一緒に食べるもので同じワインが甘くも苦くもなるので、ワインに合った食材の選び方も提供する」と古澤さん。

 今後は、広い店内を使って、料理教室やワインと料理の会、イタリア生産者のセミナーなどを開催していく予定。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

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