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茅ヶ崎のイラストレーターが「森でお茶会」-音楽ライブや肖像画制作も

森をイメージした鈴野さんの手描きイラスト

森をイメージした鈴野さんの手描きイラスト

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 茅ヶ崎の古道具店「circus」(茅ヶ崎市東海岸北2)奥のカフェ「ペンギンコーヒーオーケストラ」(TEL 0467-82-8692)で3月3日より、茅ヶ崎在住のイラストレーター鈴野麻衣さんによる作品展「森でお茶会」が開催される。

注文客を動物に見立てて描く「どうぶつ肖像画」の制作も

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 鈴野さんは茅ヶ崎生まれのイラストレーター&グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学卒業後、数社の広告デザイン会社勤務を経て2008年に独立した。カフェは、「circus」奥のスペースに昨年12月にオープンし、ハンドドリップによるスペシャルティコーヒーやスイーツなどを提供する。

 鈴野さんが日頃から手掛けている動植物の絵に囲まれながら、「森でお茶会をしているような気持ちでコーヒーブレークを楽しんでほしい」と名付けられた同展。水彩、色鉛筆、ペンを使い手描きで制作するイラストは、異なる季節の植物を一つの作品で描いたり、一本の木から違う種類の花が咲いていたりするなど、「実際のルールにこだわらず、ファンタスティックにもなり過ぎない自然な美しさ」を表現しているという。

 展示作品は約30点で、会期中5~10点を掛け替える。大きさは、手のひらサイズから四ツ切り程度まで。価格は3,000円~2万5,000円。絵はがき、カード、切手、シールなどオリジナルグッズも販売する。

 3日にはディジュリドゥとギターによるオープニングライブ(14時~)を開くほか、会期中の土曜と20日には鈴野さんが在廊し、注文客を動物に見立てて描く「どうぶつ肖像画」(フレーム付き5,000円)を開催。17日に同店が主催する朗読会では、披露される小川未明さんの童話「月とあざらし」に合わせて鈴野さんが描いた作品も展示する。

 「友人の家に遊びに来たような感じで、気軽にくつろぎながら絵とコーヒーを楽しんでほしい」と鈴野さん。「初日には森のような音を奏でる音楽家を招いたお茶会を開くので、気軽に遊びに来てほしい」とも。

 開催時間は11時~18時。日曜・月曜定休。3月31日まで。

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