湘南・野菜ソムリエの移動スープ店、「ap bank fes」に初出店へ

野菜スープの移動販売を行う城島さんとkurumi号

野菜スープの移動販売を行う城島さんとkurumi号

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 湘南地区を中心に野菜スープの移動販売を行う「野菜ソムリエのスープ屋さん kurumi」が7月19~21日の3日間、つま恋(静岡県掛川市)で開催される野外音楽フェスティバル「ap bank fes '08」のフードエリアに初出店する。

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 同店は、野菜ソムリエの資格を持つ城島さんが4月、湘南・三浦の旬な地野菜を使ったスープを提供する店としてオープンした。野菜ソムリエの資格を取得したのをきっかけに、勤めていた建築会社を退職し、ミニキッチンを装備した車で、横須賀の「ソレイユの丘」や藤沢にオープンした「ecomo」の店前、イベントなどでオリジナルの野菜スープを販売している。

 音楽プロデューサーの小林武史さんとMr.Childrenの櫻井和寿さん、坂本龍一さんの3人が自己責任で出資した資金をもとに設立された「ap bank」。昨年、城島さんは、同団体のワークショップに参加、「クルミの木を植林したい」をテーマにクルミの特性などを調査、「オーガニックスープの道に進むのに大きな影響を受けた」と話す。

 2005年より開催されている「ap bank fes」は、「eco-reso(エコ・レゾ)」(エコ意識の共振・共鳴)をテーマに、音楽を気持ちの良い場所で楽しみながら、環境問題を身近に、より前向きに考えることができるイベント。絢香さんやゆず、コブクロ、小田和正さんなど有名アーティストが日替わりでライブを行う。

 同店は、イベントのフードエリアで、「オーガニックトマトと夏野菜・イロイロお豆のピリ辛玄米リゾット」(S=500・M=600円・L=800円)と「オーガニックトマトと夏野菜・イロイロお豆のピリ辛スープ」(S=300円・M=400円・L=600円)を1日400~500食取り扱う予定。

 城島さんは「『ap bank fes』では、飲食物はオーガニックフードのみ、食器もリユースなので、参加する人がマイカップ・マイスプーンを持参して来てくれるとうれしい。マイカップ・マイスプーンを持って来てくれた人には、特典を企画中」と話す。「ビタミン、ミネラル等の栄養と、水分たっぷりの野菜スープ&玄米リゾットをしっかり食べて、『つま恋』の熱い夏と熱いライブを楽しもう」とも。

 フードエリアの営業時間は9時~21時(19日~21日)。18日には前夜祭が開催される。フードエリア営業時間は15時~21時。

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