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鎌倉で「ボーダー」フェス ボーダー柄の服装で買い物や食事楽しんで

ボーダー柄の服を着こなす参加者たち

ボーダー柄の服を着こなす参加者たち

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 鎌倉・由比ガ浜通りで5月15日、「第3回ボーダーフェスティバル」が開かれる。

参加者も店舗スタッフもボーダー柄。いつもよりもコミュニケーションが取りやすく話も弾むという

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 ボーダー柄の服を着て買い物や食事をした参加者に特典を用意する同イベント。江ノ電・鎌倉駅-長谷駅間をつなぐ同通りはこれまで、電車やバスで移動する観光客からの注目度が低かったが、近年新しい店が増え魅力もアップしてきたことから、通りをもっと歩いてもらおうと地元有志が同フェスを立ち上げた。

 実行委員会の益田尚さんは「通りには雑貨店や洋服店、カフェなどが多く海も近いので、古都鎌倉のイメージとは異なる『マリンボーダー』をテーマにした」と話す。「SNSを使い仲間を増やしていく手法だったので、参加店舗を増やしていく苦労は少なかった」とも。1年目は50店、2年目は80店、3年目の今回は104店が参加する。

 当日は、店先に掲げた「ミニボーダーシャツ」が参加店の目印。セレクトショップ「ステッチ鎌倉」では、購入者にクッキーを、井上蒲鉾店ではオリジナル商品「静の笛」を、生花店「リリーズ」ではハーブの苗を、衣料品の「JAMES&CO」では3,000円分購入でエコバッグを進呈するほか、「おもちゃ大好きアナトールカフェ」ではコーヒーを100円で提供、カフェ「HOUSE YUIGAHAMA」ではプロカメラマンによる写真撮影など、各店が趣向を凝らした特典を用意する。

 ボーダーの着こなしを競う「ベストボーダー賞」も開き、会場内2カ所でエントリー受付と写真撮影を行う。後日インターネットで投票を募り表彰する仕組みで、昨年は300人近くがエントリーしたという。ボーダーTシャツワークショップも開くため、ボーダーシャツで来場しなくてもその場で作ったオリジナルのボーダーシャツを着て同賞にエントリーすることができる。

 益田さんは「ボーダーをテーマにしたフェスは全国的にも珍しく、毎年ボーダー好きが各地から来場してくださる。地元や近隣の方も気軽に参加してほしい。全ての店が参加し、歩行者天国にした通りがボーダー柄で埋め尽くされるのが夢」と笑顔を見せる。

 開催時間は各店の営業時間に準じる。特設会場の開設時間は11時~16時。

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