広域湘南圏のビジネス&カルチャーニュースを配信するサイト「湘南経済新聞」は5月19日、掲載記事本数が1,000本に達した。
企業や地域のブランディング支援を行うマーケティング会社「ベイサイドカンパニー」(横浜市金沢区白帆4)が、2006年6月に創刊。現在、 国内52エリア、海外4エリアの情報ネットワークを構築している「みんなの経済新聞ネットワーク」の広域湘南圏を担当する。神奈川県内ではヨコハマ経済新聞に次いで2番目の開設となり、鎌倉、藤沢、茅ヶ崎を中心に、西は大磯から東は逗子・葉山までを取材対象にしている。「開始当初は、『インターネット上の新聞』という媒体を伝えるのに苦労したが、インターネット時代が到来し、本格的に日常社会の中に浸透してきた」と若林みどり副編集長。
新店舗オープンやカルチャーイベントに加え、サッカーやサーフィンなどのマリンスポーツ、夏季には海に隣接した湘南圏らしい話題も多いのが特徴。もともと湘南に住む人だけでなく、近年、文化・芸術分野、海に関係する人々の移住も多く、「湘南を基点として情報や文化を発信したいと考えている人や組織が増加傾向」にあるようだ。
創刊以来、編集長を務める同社の大塩周平社長は、「世界とつながるインターネットの特長を生かして、広域湘南圏はもちろん、エリア外にも『湘南にはこんな素晴らしい生き方がある』と伝えたいと思い続けてきた。ここまで取材でお世話になった方、読者の方に感謝したい」とコメント。さらに、「今以上に取材先や読者と顔の見える関係を築き、『つながる場』としての湘南経済新聞を目指して、今後も湘南エリアでのネットワーキングにかかわっていきたい」と抱負を語る。