絶滅の危機「サメ」を救うアート展-湘南・江の島のギャラリーで開催

海の近くで、絶滅の危機に瀕しているサメの「アート展」

海の近くで、絶滅の危機に瀕しているサメの「アート展」

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 江ノ島駅近くにあるギャラリーT(藤沢市片瀬海岸1、TEL 0466-22-4057)で8月12日より、サメを題材にした写真&アート展「Shark Love」が開催される。

スケートボードのデッキを組み合わせたジム・フィリップスの作品

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 アートやフィルム、音楽を通じて、絶滅の危機に瀕しているといわれる「サメ」とその環境を伝えようと活動しているボランティアグループ「Pangeaseed(パンジアシード)」による同展。これまで東京中心に活動してきたが、海の近くで海に起こっていることを伝える展示を行いたいと、昨年江の島に移転した。アーティストやDJ、翻訳家など100人前後が活動に協力している。

 国内外合わせて30人のアーティストが、計33点の新作アートを展示する。注目アーティストは、アメリカ・西海岸のスケート・サーフカルチャーのグラフィックデザイナーとして著名な「ジム・フィリップス」。使用しなくなったスケートボードのデッキを組み合わせたアート作品「ハンマーヘッドシャーク」(シュモクザメ)を制作した。すべての作品の売り上げの一部はサメの保護活動に使用される。

 「4億年前から地球に生息し、食物連鎖のてっぺんで海のエコシステムを守ってきたサメ。現在、400種類いるサメも100種類が絶滅の危機に瀕している。この夏、世界中のアーティストがサメの問題を伝えようとユニークな新作を制作したので気軽に見にきてほしい」(同グループ担当者)。

 営業時間は10時~18時。木曜定休。今月18日まで。

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