江の島展望灯台展望室(藤沢市江の島2)と江ノフェスハウスで現在、湘南の波やサーファーを撮り続けるプロカメラマン・市川紀元さんによる写真展「市川紀元フォトセッション」が開かれている。
江ノ島電鉄が中心となって開催している体験参加型イベント「江ノフェス」の一環。湘南を舞台に、「サーフィンのある風景」と街を走る「江ノ電」をテーマにした写真を展示している。「近年、江ノ電沿線には、一眼レフ・カメラを持って湘南の景色や江ノ電などを撮る観光客が増えている。この美しいロケーションエリアで開く写真企画は観光に大きな可能性を秘めている」と江ノ島電鉄観光課担当者。
同展望室では、「波乗りの街・湘南」と題して湘南のサーファーや海の作品・20点ほどを、江ノ島駅近くの「江ノフェスハウス」では江ノ電沿線の風景を中心とした作品・10点ほどをそれぞれ展示している。「湘南は長い海岸線だけでなく、江の島を中心に砂浜や岩場があって変化に富み、西に富士山、東に海岸線を走る江ノ電と役者がそろっている。何よりもそこに住む人々がこの地をより魅力的なものにしている。海の風が心地よい、湘南の美しい瞬間の写真を楽しんでいただければ」と市川さん。
10日・11日には、江の島展望灯台下のイベントステージで、市川さんによる無料撮影講座も開催する。写真の撮り方をレクチャーした後、会場周辺で撮影を実践。最後に撮影した写真を市川さんが講評する。開催時間は12時30分~14時ごろ。
観覧無料。江の島サムエル・コッキング苑入苑料=大人200円(小人100円)、江の島展望灯台昇塔料=大人300円(小人150円)が別途必要。10月17日まで。