江ノ島電鉄(藤沢市片瀬海岸1)は来年元旦、「2011年 江の島シーキャンドル(江ノ島展望灯台)から見る初日の出」を開催する。
1951(昭和26)年に海洋航行の安全と観光振興を目的に建てられ、同電鉄創立100周年記念事業として2003年にリニューアルされた同展望台。今年夏には、江ノ電全線開通100周年と市制施行70周年を記念して、同展望灯台の愛称を全国から公募。応募総数1,000通の中から選ばれた「江ノ島シーキャンドル」を冠しての開催となる。
朝霧が煙る相模湾が360度広がる同展望灯台から、初日の出を見る好機となる同イベント。雲のない晴天なら富士山が望める可能性もある。参加者は、当日朝6時20分までに江の島サムエル・コッキング苑入口前広場に集合。江ノ島電鉄事業部観光課の堀内慶さんは「湘南で一番高く、遮るものが何もない江の島シーキャンドルから、特別な初日の出を楽しんでほしい」と話す。
同電鉄では、このイベントに150人を招待する。参加希望者ははがきか同電鉄サイトにある応募フォームで今月20日までに同電鉄観光課への申し込みが必要。参加希望者多数の場合は抽選。参加無料だが荒天の場合は中止となる。