大磯ロングビーチ（大磯市国府本郷）を起点に湘南の海岸線沿いを走る第5回「湘南国際マラソン2011」の開催が1月23に迫った。　

飲食店や観光PR店など、多数のブースが出店する大会会場付近の様子

　湘南エリアの海岸線を走る神奈川県初のフルマラソン大会として設立された同大会。コースの一部には、自動車車専用道路の西湘バイパスを走るように設定しており、「この大会でしか見ることのできない富士山や江ノ島を望む素晴らしい景色を眺めながら走れるのが魅力」だ。

　昨年5月に開始した募集枠2万3,500人はわずか5日で定員に達し、中でもフルマラソンの人気が圧倒的に高かったという。5回目を迎えた今大会では、制限時間が90分以内のエリートランナー向け「ハーフマラソン」を新設した。

　ゲストランナーとして、長谷川理恵さん、安田美沙子さん、猫ひろしさん、奈良橋晃さんなどが走る。完走したランナーには、フルマラソンには「ゴールド」、ハーフは「シルバー」、10キロメートルには「ピンクゴールド」のメダルが授与される。

　大磯プリンスホテルには、湘南エリアの店舗などを含む42団体の出店ブースを設ける。その半分ほどが飲食店で、焼き鳥や焼きそば、湘南バーガー、さつま揚げ、温かいスープなどを提供。そのほか、茅ヶ崎、平塚、大磯の観光協会の観光PRブースもあり、地元の名産品などを出品する予定。「ステージでは大会ゲストによるトークショーなども行い、ランナーへの声援と併せて楽しめる内容になっている。気軽に足を運んでほしい」と、同大会の広報担当者。

　スタート時間は、フルマラソン・ハーフマラソン＝9時、10キロは一般＝9時50分、車いす＝8時50分。制限時間は、フルマラソン＝6時間、ハーフマラソン・10キロ＝1時間30分（車椅子の部＝45分）。