茅ヶ崎市の商店会をPRするキャラクター「ディスカバチャリ太」が、現在エントリー中の「ゆるキャラグランプリ2011」で苦戦している。
チャリ太こと「ディスカバチャリ太」は、茅ヶ崎市商店会連合会が発足したサイクルライフ研究委員会の活動から生まれたキャラクター。同委員会では「潮風を感じて走る自転車のまち茅ヶ崎」をテーマに、「商店会軒先駐輪場」やリサイクル自転車を活用した「商連レンタサイクル」など、自転車が最大限に利用できる街にするための環境づくりを進めている。
キャラクター名は、ディスカバリー(発見)とチャリ(自転車)で「自転車で発見」という意味を込めて付けたもの。顔は茅ヶ崎市出身の宇宙飛行士・野口聡一さんが搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー」がモチーフで、額には茅ヶ崎とチャリの「ち」、頭にはえぼし岩、オレンジ色の宇宙服を身に着けている。
今年で2回目となる同グランプリは、ゆるキャラでのまちおこしを提唱する「ゆるキャラさみっと協会」(滋賀県彦根市)が開催。地域おこしを目的に作られた着ぐるみキャラであることが条件で、単なるランキングではなくゆるキャラたちの知名度や人気を高める目的で行われている。
10月末で締め切ったエントリー総数は昨年の168体を大きく上回る337体。投票は9月15日から始まり、11月11日現在のチャリ太の順位は265位。同日の1位=くまモン(熊本県)、2位=バリィさん(愛媛県)、3位=千梅ちゃん(福岡県)。神奈川県から参加するあゆコロちゃん(厚木市)は29位、たかたん(港北区高田区)は175位、こけ丸(相模原市)は270位。
茅ヶ崎市商店会連合会事務局長の三橋博さんは「現在こけ丸とナイスバトルを展開中。チャリ太の認知度や人気を高めるために、ぜひ協力をお願いしたい」と投票を呼び掛ける。
投票は11月26日まで。1日1回投票できる。最優結果は11月27日に発表され、同日開催の「ゆるキャラさみっとin羽生」で表彰式を予定する。