鎌倉・浄妙寺(鎌倉市浄明寺3)境内にある「石窯ガーデンテラス」で12月17日・18日、カップル向けにクリスマスリース作りのワークショップが開催される。英国人ガーデナーニコラス・レナハンさんに指導を受けながら、2人で1つのリースを完成させる。
石窯ガーデンテラスは、浄妙寺境内の高台に建てられた大正時代の洋館。1階を改装して、石窯で焼くパンを提供するカフェ・レストランとして2000年から使われている。洋館のテラス席からは、目の前の美しいイングリッシュガーデンを楽しむこともできる。両日、普段は公開されていない2階の部屋を使って行う。
講師のニコラスさんは、この庭園を設計・管理する庭師。景観設計、建築、ガーデンデザインなどを学んだ後、招待で来日。日本で30以上のガーデニングを担当しており、現在は長野県を拠点に活動するガーデナー兼デザイナー。リース作りの後は、庭園を散策しながらウインターガーデンの魅力などについて語る。
さらに、1階の暖炉がある部屋に移り、英国式のアフタヌーンティーを楽しむ。
今回のワークショップは、鎌倉市とJTBがタイアップして始めた「みんなの鎌倉遠足」企画の一つ。プロジェクト担当者であるJTB神奈川西支店の鈴木さんは「『和』『古都』といった鎌倉のイメージではない『クリスマス』と結びつけた企画にしたかった」と話す。
「今までにはない鎌倉を、非日常空間で楽しんでほしい」とも。
開催時間は12時20分~17時(自由解散)。参加費は2人1組で1万5,000円。定員は10組20人。申し込み方法などはホームページで確認できる。