新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)相模の海ゾーンで現在、デンキウナギのECO(エコ)ツリーが点灯している。
デンキウナギの発電でイルミネーションのスイッチがオンになり、ツリーの中央にあるリースに
飾られた400球の白色LEDと200球の青色LEDが点灯する。
デンキウナギによるツリーは2006年より、毎年クリスマスシーズンに展示しているが、2010年から「ECO」を展示タイトルに掲げている。昨年は白のツリーで、ツリー全体に配置したLEDライトが光るようにしていたが、今年はツリーをブルーに変更し、ツリー中央にLEDライトを巻いた白のリースを配置し、「イルミネーション点灯をよりわかりやすくした」という。
2009年春、「えのすいECO」を宣言した同館。生物に関する生態学(エコロジー)、 環境への取り組み(エコアクション)を展示やショー、イベント、体験プログラムを通して取り組んでいる。「デンキウナギのエコツリー点灯も、生きものの優れた能力を知って、楽しんでいただければ」と同館広報室の井上麻子さん。
「デンキウナギは夜行性だが、昼間に泳いでも電気を発している。5~10分ほどの間に1回、水面に吻先(ふんさき)を出し呼吸するのでリースが光る」とも。
期間中の開館時間は10時~17時。入館料は、大人=2,000円、高校生=1,500円など。エコツリー点灯は12月25日まで。