逗子海岸のビーチを舞台に4月27日から、屋外型映画祭「第4回逗子海岸映画祭」が開催される。
2010年にスタートした同映画祭。映画を通して人が集う活気あるまちおこしと、自然豊かな地元の再発見を目的に始まった。地元の写真家、アーティスト、ミュージシャン、大工、料理人など有志による実行委員会が主催し、ボランティアとともに企画から設営・運営までを全て手作りで行う。逗子海岸のビーチに設置した約300インチのスクリーンで10日間にわたり映画を上映するほか、映画関係者やミュージシャンによるトークイベントも開く。
同映画祭のテーマは「『Play with the earth』地球と遊ぼう」。オープニングイベントとして、竹中直人さんが選んだ映画「エンド・オブ・ザ・ワールド」(トークイベントも)を予定。また震災の半年後に行われたライブ福島の記録「あの日~福島は生きている~」、ジャック・マイヨールがモデルの「グラン・ブルー オリジナル版」などを上映。
会場には、逗子・葉山・鎌倉の人気店が日替わりで登場するほか、「前回好評だった」というビーチサッカーコートやスケートランプなども無料で楽しめる。
同実行委員会PR担当の松本えり子さんは「海風や砂の感触、波の音を感じながら映画を見る。夏にしか逗子海岸に来ない方にこそお越しいただければ。映画をきっかけに、人と人、人と自然がつながっていけば」と話す。
5月6日まで。