鎌倉の由比ガ浜公会堂(鎌倉市由比ガ浜2)などで6月9日、本・街・人を楽しむイベント「ブックカーニバルin カマクラ2013」が行われる。
同イベントは、昨年に続いて2回目。昨年も使われた六地蔵交差点付近の同公会堂を第1会場、 甘縄神明神社付近の長谷公会堂を第2会場として、「一箱古本市」を開催。さらに、第3会場として古民家ギャラリー・イシワタリでは、ゲストによる「本」と「人」をつなぐ「本談会」を開催する。
「本談会」では、本はどのようにして作られるのか、作家、編集者、発行人など鎌倉に縁のある「本」の作り手を招いて、本作りに込められた「思い」を聞く。「ビブリア古書堂の事件手帖」の作家・三上延さん、「魔女の宅急便」の童話作家・角野栄子さん、Coyote編集長の新井敏記さんなど。
「今年は少し流れを外に向けて、もっと本と街と人をつなげたいと思った。由比ガ浜通りには、鎌倉文学館をはじめ、出版社、絵本屋、古書店など、さまざまな本にまつわる場所やお店があるので、街を散策しながら本を楽しんでいただけたら」と話すのは、同実行委員会代表 ブックスモブロ店主の荘田賢介さん。
「今年のおはなし会では、子どもたちによる『小さななかまのおはなし会』も開催します。とにかく楽しそうだな、楽しいなと思ってもらえればうれしい。また、この本読んでみようかな、本を読んでここに行ってみたいななんて気持ちになってもらえたら」とも。
開催時間は10時~夕方。入場無料。イベントの詳細はホームページで確認できる。本談会は現在、参加申し込みを受付中(一部満席も)。