JR平塚駅に直結するステーションビル平塚ラスカ(平塚市宝町1)は5月25日、6階に屋上庭園「ラスカの杜」をオープンした。
開業40周年記念事業として開いた。広さ約1175平方メートル、デザインコンセプトは「シーサイドリゾートライフ」。芝生スペースを中央に配置し、座ったり、寝そべったりができる。北側と南側には、デッキテラスを設けた。北にはソファとウッドチェアを用意し、南をステージに、イベントやショーも展開する。
テニスコート跡の活性化案を協議の上、湘南平塚の中心となる同施設に人々が集い、憩える場所をつくろうと、庭園を整備。庭園名「ラスカの杜」は、「お客さまが憩い、交わい、文化を感じ、思い思いの時間を過ごしていただきたいという思いから」と話すのは、同施設を経営する湘南ステーションビル取締役平塚店長の鈴木條一さん。
環境音楽としてサウンドデザイナーの野上和夫さんを起用。散発的な響きが複数のスピーカーからランダムに発音し、空間を漂っているようなつくりにした。屋上庭園植栽施工管理は、「アクアソイル工法」という高機能な排水資材の組み合わせによる屋上緑化工法を採用している。
「昼は太陽の下、湘南の心地よい風を感じながら、夜は落ち着いた照明の中、ゆったり流れる環境音楽とともに、思い思いにリラックスしたひとときを過ごしていただきたい」とも。
開園時間は10時30分~22時。