小田急電鉄(東京都新宿区)は3月18日、臨時ロマンスカー「湘南国際マラソン号」を運転する。
同列車は、湘南地区で初めてのフルマラソン「2007湘南国際マラソン」に合わせて運転するもので、早朝からの利用者の利便性を図るために小田急線「新宿駅」からマラソンのスタート・ゴール地点の最寄り駅「片瀬江ノ島駅」まで運転するもの。
使用する車両は、小田急ロマンスカー・EXE30000形。10両編成で定員は588人。車両前面の左に「湘南国際マラソン号」のヘッドマークを掲げる予定。同マラソンに出場する選手が現地に到着し、「ウオーミングアップする時間を考慮して列車の時刻を設定した」(同社)という。新宿発=6時27分、新百合ヶ丘発=6時51分、相模大野発=7時5分、藤沢発=7時32分、片 瀬江ノ島着=7時39分で、往路のみの運転。同列車の乗客には、「ロマンスカー・VSEポストカード」「ブック型メモ帳」(非売品)を記念品として配布する。配付区間は、相模大野~藤沢間を予定。同列車の特急券は2月18日から、小田急線各駅および小田急トラベル各営業所、主な旅行代理店で発売開始。現在は予約受け付け中。
同社広報部の松原さんは「湘南地区で初めて開催するフルマラソンの大会に合わせて臨時ロマンスカーを運転する。出場選手をはじめ、家族や応援の人もたくさん利用してくれれば」と話している。