北鎌倉の多目的スペース「北鎌倉ツドイ(to do it)」(鎌倉市山ノ内)を運営する明後日(同)が8月4日、「『味育』確かな味を知ること~命を守る味覚の教室」を開く。
当日は、食べ物と健康の関わりや舌と脳の関係、生きるための味など味覚に関する基礎知識をレクチャーした後、調味料の食べ比べなどのトレーニングで「味分け」を学ぶ。
講師は宮川順子さん。料理家で、MIIKU日本味育協会の代表。「おいしさ」をキーワードに、「味覚」を育てることを通して、子どもたちの心と体の健康を守ることを目的とした団体。宮川さんは、長男のアレルギーを機に、親子ともどもの「食の重要性」を実感。自分の体験をもとに、添加物のない簡単でおいしい家庭料理の教室をスタート。現在は「心と体においしい食卓」の周知拡大を目指し、教室の主宰のほか、講師など活動を広げている。
「講演会で味覚の話をされた宮川さんと出会い、衝撃を受けた」と話すのは、同教室を企画した同社社長の長内香織さん。「私自身、食生活では素材選びなどをこだわる方だが、そんなに正しい知識を持っていないことに気づかされた」という。
「子育て中の方も家族でいらしていただけるよう、未就学のお子さま同伴でも参加OK」とも。
13時開始、16時解散予定。参加費5,250円(教材費込み)。