北欧伝統音楽を軸にした京都発のインストバンド「Drakskip(ドレクスキップ)」が11月4日、鎌倉由比ヶ浜の竹細工店「寅堂」のギャラリー(鎌倉市由比ガ浜_2)でライブを行う。
スウェーデンの伝統楽器をセンターに、北欧の伝統音楽を自分たちなりに解釈して活動を続け、今年で8年目を迎える同バンド。バンド名は、北欧の海賊「バイキング」が使ったとされる船頭と船尾に魔よけの竜を付けた小型の船を意味する。「世界の海や川、陸に担いで移動したといわれるその船のように、世界中で演奏したいという希望を込めている」とのこと。昨年スウェーデンとフィンランドの4カ所の音楽フェスティバルで演奏し高い評価を得たという。
同所を今回の演奏場所に選んだ理由について、「神奈川出身のアイリッシュハープ奏者からの紹介で初めて演奏したのが今年6月。その時の音の良さ、空間の気持ちよさがすばらしかったので、単独公演での再演をしたいと思った」とリーダーの野間友貴さんは語る。
「寅堂は響きが良いので、できるだけ楽器の生の音を生かした演奏にしたいと思っている。特にスウェーデンの伝統楽器『ニッケルハルパ』は素晴らしい響きがする」とも。
開場13時30分、開演14時。入場料は、予約=3,000円(ペア=5,000円)、当日=3,500円。