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茅ヶ崎で彫刻家・小鉢公史さんの作品展-普段使いの作品を展示販売

色々な形のカッティングボード

色々な形のカッティングボード

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 茅ヶ崎の「アートシー ショップ&ギャラリー」(茅ヶ崎市東海岸北5、TEL 0467‐57‐2144)で3月28日から、彫刻家・小鉢公史さんの「使える小鉢さん」が開かれる。

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 昨年春に続いて2回目となる同展。椨(たぶ)の木でできたカッティングボードと木べら、テーブルや椅子などが並ぶ。カッティングボード(2,800円~)約20枚、木べら(2,000円~)約20本などのほか、テーブル(25万円~)や椅子、木馬、木犬、ブランコ(各8万円)。現品販売を行うほか注文も受け付ける。(価格は消費税抜き)

 小鉢公史さんは1961(昭和36)年長崎県生まれ。1987(昭和62)年に多摩美術大学大学院美術研究科を卒業後、1989-93年フィレンツェに滞在し制作活動に従事。個展やグループ展などで活躍している。

 現代アートの彫刻家である小鉢さんは天井まで届くほどの大きな作品も制作しているが、毎日の生活の上では使わなくてもすむ(使えない)作品。「ところが、小鉢さん自身は生活にすごくこだわりのある方で、必要なものは自分で作る。それらはすごく使いやすくて、生活になじんでくる作品ばかり。だからそれらも小鉢さんの作品として紹介したいと思った。まさに、『使える方』の小鉢さんの作品展」と、同ギャラリー代表の中村友香さんは紹介する。「彫刻家の作品らしく、立体感があり、断面やコーナーの処理などこだわったデザインになっている」とも。

 開催時間は11時~18時。入場無料。火曜・水曜定休。4月6日まで。

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