藤沢の古民家アートスペース「蔵まえギャラリー」（藤沢市藤沢、TEL 0466-25-9909）で4月12日から、「蔵まえ藍染め体験会2014」が開催される。

　2006年のギャラリー開設の秋から開いている同体験会。毎年春から秋まで開催し、年20日位で今まで300人以上体験したという。11時～16時の間に電話をかけて、18時までの好きな時間に来れば、30分ほどで簡単な綿ガーゼスカーフが染め上がる。

　「簡単にできるワークショップとして、土間で開催して店頭に作品を干した。目立って好評だったので、ギャラリーに飾る看板やのれん、さらにスタッフのTシャツも大量に染めた」と始めたきっかけを話す同ギャラリー代表の佐野晴美さん。

　「現在使っている藍染めは顆粒（かりゅう）状の藍とアルカリ、還元剤の3つを水で溶くだけで簡単にできる。毎年参加する人が多く、染め直しや染め重ねもしている。」藍染めの魅力について、「日本の風土や日本人に合う和そのもの色である事。アートと併せると作品が引き立ち、さらに着たり使ったりして生活の中に取り入れやすい」とも。

　参加費は2,000円～。4月20日まで。