葉山の葉山文化園(葉山町一色)で4月19日から、遠藤湖舟写真展「そこにある美 立ち止まり、見つめて」を開催する。「2014年葉山芸術祭」の一環。
写真家・遠藤湖舟さんの国内外で撮影された新作を含む作品26点を展示する同展。「日常にある美」をテーマにした作品を展示する。「昨年遠藤さんが葉山文化園を訪れた際、その独特の建築空間に魅せられたことが当企画のきっかけ」と話すのは、企画担当のブレインズ・カンパニー アートプロデューサーの田辺千香子さん。
遠藤湖舟さんは1954(昭和29)年長野県生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業。企業で研究者として勤務後、写真家に転向。アートシーン、人物、風景、天体写真など分野を限定しない幅広い撮影を手がける。国内ではあまり個展等を行っていないが、2004年より宇宙や天体の写真が海外で評価され、欧米の天体雑誌や、米国NASA関連サイトのトップページに作品が掲載されている。2015年には日本橋高島屋での作品展を皮切りに全国巡回展を予定。
「自然を身近に感じることができる葉山という土地と洗練された和風モダンな建築空間の中で、身近にあるものの美しさをあらためて見つめ直していただく機会になれば」とも。
開催期間は4月19日~21日、25日~29日、5月2日~6日、10日・11日。いずれも11時~17時。入場無料。