鎌倉で5月24日、フィンランド発のリサイクル・カルチャーイベント「クリーニングデイ」が開催される。
日本のクリーニングデイのコンセプトは「アップサイクルマーケット」。アップサイクルとは、
モノを再利用するリユースやリサイクルだけでなく、「モノに新しい価値や有用性を見いだすこと」。
同イベントでは、「古いもの、不要なものに新しい価値を付け生まれ変わらせること」を学ぶことを目指しているという。
鎌倉の4拠点で開催する同イベント。「パタゴニア鎌倉ストア」(鎌倉市小町1)では、アップサイクルを体験するワークショップを開く。「FabLab Kamakura」(鎌倉市扇が谷1)では、壊れかけたものを直すリペア・カフェを、「鎌倉・旅する仕事場」(鎌倉市小町2)では、フィンランド映画「365日のシンプルライフ」上映とワークショップを、それぞれ行う。「ソンベカフェ」(鎌倉市御成町13)では、アップサイクルを学ぶトーク・イベントを予定。
クリーニングデイはフィンランドで2012年より年2回開催されており、「リサイクルのハードルを下げる」ことや「地域交流」を目的として、オフィシャルサイトに登録すれば、誰でもどこでもフリーマーケットを開くことができるもの。
「フィンランドに滞在していたときに、リサイクルやリユースが進んだフィンランド人らしい、モノ・ヒト・コトが循環する楽しい場としてデザインされたクリーニングデイに興味を持ったのがきっかけ」とクリーニングデイ・ジャパン代表の森下詩子さん。「初めての開催場所として鎌倉を選んだのは、鎌倉はエコやリサイクルに関心が高い人が多く、全国に先駆けてのモデルとして発信できると思ったから」とも。
各イベントは予約制もしくは予約優先。詳細はホームページで確認できる。