湘南・茅ヶ崎を中心にハワイの揚げドーナツを移動販売している「マラサダワゴン」は3月1日より、「マラサダホワイトチョコレートシュガー」を限定販売している。
「マラサダ」はポルトガルの家庭で食べられている菓子で、同国からハワイへの移住者により伝えられ、その後ハワイの民族菓子として定着したという。日本人にとっても「懐かしい揚げパンのような卵たっぷりの揚げ菓子」(同店)。今回の限定商品はホワイトデーに合わせて企画されたもので価格は130円。
同店は自家用のキャンピングカーを使って車内で「マラサダ」を製造し、移動販売するというスタイルで2005年に開業した。茅ヶ崎を本拠地に「移動販売」することについて同店の神谷亮廣さんは「機動性を生かし、集客や雰囲気の合うところを求めて移動できるため。出身地でもある茅ヶ崎は、ハワイの文化が受け入れられやすい街だと考えた」と話している。多い日で1日1,000個の「マラサダ」を売り上げるという。
通常は、地元を中心に曜日ごとに出店地を固定しているが、イベントなどに出店する場合もあり、スケジュールをサイト上のカレンダーに記載している。4月から限定メニュー「マラサダ紅茶シュガー」の発売を予定しているほか、5月からは「ハワイアンシェイブアイス」の販売も始める。