北鎌倉の浄智寺(鎌倉市山之内)で11月30日、映画の予告編コンペティションと座禅体験講座「きたかまくら遊映座」が開かれる。
当日は、今年公開された国内外の映画の中から厳選した予告編約30作品を上映。観客投票で今年の予告編ナンバー1を決定する。上映時間は10時、13時、16時の3回(各回先着60人)。
同日開催の座禅体験講座は、朝比奈恵温住職が般若心経の読経と座禅を指導。講座は11時30分と14時30分の2回(各回先着30人)。このほか、「笠智衆生誕110年記念企画」として、休憩時間中に俳優の故・笠智衆さんゆかりの写真資料やインタビュー映像などを上映する。
同イベントを企画したNPO法人湘南遊映座理事長の岡博大さんは「最近、ミニシアターの閉鎖が相次いでおり、多様な映画の存在を気軽に知ってもらい、映画文化の草の根振興に貢献しようと思ったのが始めたきっかけ。映画の予告編自体もアート作品の一つとして評価すべきだと考えた」と話す。
同NPOは、2008年から予告編ナンバー1を決める「予告編ZEN映画祭」を主催し、今年で7回目となる。「映画好きな方はもちろん、普段あまり映画を見ていない人に、こんなにも多様で豊かな映画の世界があるのだと知っていただきたい」と耒陽を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。チケットは、お茶代=500円、お茶代+座禅体験講座=1,500円(共に入山料200円別途)。