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藤沢駅南口で「はしご酒イベント」 地元の飲食店に親しむきっかけに

藤沢駅前で参加を呼びかける実行委員会

藤沢駅前で参加を呼びかける実行委員会

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 藤沢駅南口の飲食店が参加するはしご酒イベント「ふじさわちょい呑(の)みフェスティバル」が5月12日・13日の2日間、行われる。

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 3枚つづりの「ちょい呑み券」を購入すると、藤沢駅南口周辺の参加店舗の中から気に入った3軒で、1品1杯ずつの「ちょい呑みセット」を楽しむはしご酒ができる仕組み。2012年1月に行われた第1回の参加店数は29店舗だったが、9回目の今回は63店舗となり、フレンチ日本酒バルやスポーツバーなどが新たに加わった。約2500人の来場者を見込み、地元で活動するミュージシャンらによるゲリラライブも行う。

 イベントを主催する実行委員会によると、「ちょい呑み」と銘打ったはしご酒イベントは藤沢が発祥。町おこしイベントとは異なり、藤沢を愛する飲み仲間が「いろいろな店をはしごしたい。未開拓の店を気軽に回りたい」と同委員会を立ち上げた。現在、神奈川県内を中心に同様のイベントが約40カ所で開かれているという。

 昨年11月に開催した第8回は、今年2月に神奈川県主催の「かながわ商店街グルメコンテスト」で第3位に入賞した。同コンテストは商店街活性化の起爆剤として注目されているちょい呑みイベントの人気を競うコンテストで、2014年10月下旬から11月下旬に開催された県下のイベントを対象に一般からの投票をホームページで募った。「ふじさわちょい呑みフェスティバル」は、話題性のあるイベントにより商店街への注目度を高め、地域住民をあらためて商店に引き付け、商店街の活性化を図ったことが評価された。

 同委員会広報の松村由美子さんは「いつもは東京・新橋などで飲んでいるサラリーマンの方にも、このイベントをきっかけに地元の店を知り、地元で飲むようになっていただければ」と期待を寄せる。

 開催時間は12日・13日ともに17時30分~。料金は前売り券=2,400円。完売しなかった場合のみ当日券(2,500円)も販売する。

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