藤沢市鵠沼海岸で8月14日から3日間、ビーチバレー日本一チームを決める「第29回ビーチバレージャパン」が開催される。
防砂堤が観客席となるため気軽に観戦できる(昨年の大会の様子)JVA承認2015-08-012
「ビーチバレージャパン」は1987年から29年の歴史を誇る国内最高峰の大会で、男子はシードの8チーム、都道府県予選を勝ち抜いた47チームと開催地の神奈川県からさらに1チームを加えた56チームが参加。女子は、JVAビーチバレーボール・オフィシャルポイント上位8チームによるトーナメントで争われ、男女とも日本バレーボール協会の強化指定選手の多くが含まれている。主催は日本バレーボール協会と藤沢市。
大会が行われる鵠沼海岸は、1987年に第1回ビーチバレージャパンが開催された日本のビーチバレー発祥の地としても知られ、年間を通して砂浜にコートが常設されている。このコート脇にある階段状の防砂堤がスタンドとなるため、真夏の海を背景に観戦できる。ゲームの合間に行われるコート整備の際、乾いた砂にホースで水を撒くタイミングでコートからスタンドに向けての放水もあり、毎年大きな歓声が上がる。
日本バレーボール協会の君島知喜さんは「2016年リオ五輪を目指す選手をはじめ日本のトップ選手が参戦するので、現在での最高レベルの戦いを間近で観戦できる。また、トップクラスの8チームが参加する女子の戦いにも注目してほしい。コートサイド席以外は無料で観戦できるので、ぜひご来場を」と話す。
8月14日に開会式と予選、15日から決勝トーナメント、16日に準決勝・決勝、表彰式が行われる。