鎌倉市立腰越小学校(鎌倉市腰越5)体育館で9月19日、「こども鎌倉ドラムサークル」と「タムタムマンディング・ジェンベアカデミーワークショップ」が開催される。主催はNPO法人「一期JAM(いちごじゃむ)」。
ドラムサークルの対象は子どもや親子連れで、多くの人が輪を作り一つのリズムを刻むことで仲間を増やし感性を豊かにすることが目的。打楽器はジェンベの他、カホンやボンゴなどを用意するが、持ち込みも歓迎。ワークショップは初級・中級クラスとも、日本のジェンベトッププレーヤーが講師となり直接レクチャーする。
ジェンベは、木をくりぬいてヤギの皮などを張った西アフリカの伝統的な打楽器。素手でたたく際に、手の形やたたく位置で音や高低に変化をつけることができる。
鎌倉で開催するきっかけはジェンベ合宿。世界的なジェンベプレーヤーであるママディ・ケイタさんの来島以来ジェンベが盛んになった薩摩硫黄島で行われた合宿に、同NPOのメンバーや鎌倉市内の小学生が参加したことから保護者との交流が始まり今回のイベントにつながった。
講師の村井宏樹さん、徳田健一郎さん、岩原大輔さんは、ママディさんが主宰するタムタムマンディング・ジェンベアカデミー所属で、世界に13人しかいない認定講師のうちの3人。同NPOがアカデミーとパートナーシップを結んでいることから参加が実現した。
同NPO代表の山崎剛司さんは「ジェンベはたくさんの人とつながりを持つことができるコミュニケーションツール。子どもから大人まで、まずは一つのリズムを共有することで得られる感動を味わってほしい。今回は、ママディ・ケイタさんの弟子でもある日本のトッププレーヤー3人から学ぶことができる貴重な機会。演奏はもちろん、彼らの人柄やジェンベに対する情熱にも触れてほしい。ジェンベが初めての人も歓迎。全員で楽しくたたいて盛り上がりたい」と意気込む。
10時開場。サークルは3~12歳の子ども無料。打楽器レンタル300円。ワークショップは、初級クラス=12時30分~14時30分、中級クラス=15時~17時。参加費は各3,000円。打楽器レンタル500円。申し込み方法はホームページとフェイスブックページで確認できる。