JR平塚駅北口の中心商店街で2月21日、Jリーグ湘南ベルマーレと市民との交流イベント「ベルマーレワンダーランド」が開かれる。
ベルマーレワンダーランドのメーンステージ。毎年、新入団選手の趣向を凝らした芸などに笑いが。最後は全員でクラッカーを鳴らしてお開きとなる
クラブ主催ではなく商店街主導での共催が特徴で、毎年シーズン開幕前に行われ今回が20回目となる。新シーズンに向けての出陣式として、チームとサポーターや地域住民とのコミュニケーションの場として、商店街の活性化を目的に行う。年を重ねるごとに規模が大きくなり、「湘南スタイル」で旋風を巻き起こし、J1に昇格した昨年は1万3000人が来場した。
今回も湘南ベルマーレの監督以下、全選手、スタッフが参加する。メーンステージに登場する際には競技場で行われている「コール&レスポンス」を再現。スタジアムナビゲーターの三村ロンドさんが選手の背番号と名字をコールすると、来場者全員が大声で名を呼び会場を盛り上げる。
その後、選手は各ブースに分かれてサイン会などを行い、参加者が直接交流できる場を提供する。
ステージでは新入団選手などの趣向を凝らしたパフォーマンスを行うほか、NPO法人「湘南ベルマーレ」に所属するビーチバレー、トライアスロン、サイクルロード、フットサル、ラグビーの各チームの選手紹介や今年の抱負などを語る時間も用意する。
今回も会場内のポイントを回りスタンプを集めた参加者に景品を進呈するスタンプラリーを行う。試合開催時は競技場外で開催されているフードパークに出店しているキッチンカーが集結。団体・企業によるブースも含め出店数は51を数える。
今回初めて登場するのは同クラブのマスコットキャラクター「キングベルI世」をかたどった高さ6メートル大型遊具「ふわふわ」。小学生以下がキングベルのおなかの中で遊ぶことができる。
湘南ベルマーレ広報担当者は「20年続けることができたのは地域の方、商店街の方のおかげ。開幕まで1週間と迫っている中で皆さんと共に行う出陣式。全選手と触れ合える機会なので湘南ベルマーレをじかに感じていただければ」と話す。
開催時間は12時~15時。入場無料。小雨決行。