客席の床一面が鉄道ジオラマの中華料理店-茅ヶ崎にオープン

客席の床下一面に広がる鉄道ジオラマ

客席の床下一面に広がる鉄道ジオラマ

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 茅ヶ崎に5月12日にオープンした「口福居(コーフジ)」(茅ヶ崎市南湖1、TEL 0467-86-4343)は床一面に鉄道ジオラマの世界が広がる中華料理店として、口コミで客足を伸ばしている。

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 同店は、ボクシングジム「ピストン堀口道場」が入っていたビルをオーナーのアメリカ人デイモン・クライドさんと妻で中国人のリ・ジンピンさんが賃貸アパート兼店舗に全面リフォームし、その1階フロアにオープンしたもの。客席数30席(客席面積=約50平方メートル)の床一面を強化ガラス張りにし、その下には夫妻が3カ月かけて完成させた中国とアメリカの景色がミックスされた鉄道ジオラマの世界が広がる。営業時間中は鉄道が休みなく走行する。

 リさんの故郷である中国瀋陽の水餃子が代表的なメニューで、本国から招聘した3人のコックの1人は餃子専門。水餃子4種(580円~)、玉子とトマトの蒸し餃子(680円)などのほか、ランチメニューは、タンタン麺(750円)、焼き餃子半ラーメン(820円)など日替わりで、いずれのメニューにもサラダ、つまみ、杏仁デザートが付く。ドリンクバーもあり、ランチ時は150円で提供する。そのほか一品料理や宴会コースメニュー(2,800円~)もある。

 鉄道ジオラマについてオーナーのデイモンさんは「元々ボクシングジムだった建物で天井高が高く、床のかさ上げが可能だったので思いついた。材料を中国から船便で輸入し、ジオラマの世界を作り上げた」という。また「鉄道目当てで訪れた客が次回は料理を楽しみに来てくれるように本場中国の味を提供している」と話している。

 営業時間は11時~15時、17時~22時。火曜定休。

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