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六会日大前駅近くに黒ナッツカレー専門店 50年超の老舗居酒屋跡に出店

梵天カレーの「柔らか豚角煮の黒ナッツカレー」1,280円

梵天カレーの「柔らか豚角煮の黒ナッツカレー」1,280円

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 「熟成黒ナッツカレー専門店 梵天(ぼんてん)カレー 六会日大前店」(藤沢市亀井野、TEL 0466-47-2192)が1月8日、六会日大前駅近くにオープンした。

梵天カレーの外観

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 老舗居酒屋「やきとり・一品料理 みやこ」が50年ほど営業し続けてきた場所を、藤沢育ちの事業家である竹内靖さんが居抜きで引き継いだ。カウンターのみ6席で、カレーやラッシー、ビールなどを中心に提供する。竹内さんは「もともと地域に根付いた、歴史のある店舗。昔なじみの店の雰囲気をなるべく残したかったので、あえて内装はほとんど変えていない」と話す。

 黒ナッツカレーは竹内さんの後輩の料理人が開発し、隣接する大和市で始めたカレー店。辻堂にも昨年12月14日、同名店を開いた。

 メニューは「柔らか豚角煮の黒ナッツカレー」「さくさく豚カツの黒ナッツカレー」「自家製ハンバーグの黒ナッツカレー」(以上1,280円)など10種類。ライスのボリュームと辛さを選ぶこともでき、ライスは普通220グラム、中盛り330グラムまでが無料で、鬼盛り880グラムは400円増し。辛さは、辛みなしの「普通」から、妖精、天使、堕天使、小悪魔、悪魔、魔王と段階が上がる。魔王の上は大魔王、閻魔(えんま)大王、銀河の順で100円ずつ増え、銀河以上も注文可能。完食した場合は辛さの名称の命名権が与えられる。チャレンジメニューの「大梵天カレー」もあり、5.5キロで7,000円(要予約)。

 来店していた男性客は「近くに住んでいて、看板が気になって来店した。カレーもおいしいし、以前ここにあったお店のように、地域の人が集まる場所になれば」と期待を込める。

 竹内さんは「大和の本店のセントラルキッチンでじっくりと作ったカレーを提供するので、味わいは間違いない。『ゆるFC業態』とも呼べるような、個人店の良さ、アットホームさを大切にしていきたい。本業でエンターテインメント関係の事業をしているので、雑誌とのコラボ企画も考えている。とにかく楽しく、地域を巻き込んで盛り上げていけたら」と話す。

 営業時間は、11時~15時、17時~21時。テイクアウト可。学割あり。

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