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江の島が舞台のアニメ「想星のアクエリオン」 湘南モノレールにコラボ車両

出発式で特別車両を送り出す、鈴木恒夫藤沢市長(後列左)、湯浅裕一藤沢市観光協会会長(後列中)、湘南モノレールの小川貴司社長(後列右)と、「想星のアクエリオン」原作者の河森正治さん、監督の糸曽賢志さん、オープニングテーマを歌うAKINOさんと福山芳樹さんら

出発式で特別車両を送り出す、鈴木恒夫藤沢市長(後列左)、湯浅裕一藤沢市観光協会会長(後列中)、湘南モノレールの小川貴司社長(後列右)と、「想星のアクエリオン」原作者の河森正治さん、監督の糸曽賢志さん、オープニングテーマを歌うAKINOさんと福山芳樹さんら

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 湘南モノレール「湘南江の島」駅で1月25日、テレビアニメ「想星のアクエリオン Myth of Emotions」とのコラボラッピング特別車両「想星のアクエリオン号」の出発式が行われた。

くす玉割りに臨んだ「想星のアクエリオン」関係者ら

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 同アニメは「湘南の海に浮かぶ小島、江ノ島」を舞台にしたロボットアニメで、2005(平成17)年から続く「アクエリオン」シリーズの新作となる。

 特別車両では、アニメのキービジュアルを車体側面に施し、車両前方にもアニメビジュアルを描いたヘッドマークを装着している。期間中、大船駅、富士見町駅、湘南町屋駅、湘南深沢駅、西鎌倉駅、片瀬山駅、目白山下駅、湘南江の島駅の8駅全てに「コラボ駅名板」も掲出する、

 出発式セレモニーには、湘南モノレールの小川貴司社長のほか、鈴木恒夫藤沢市長、湯浅裕一藤沢市観光協会会長、同アニメの原作者、監督、テーマソングの歌手らが登壇した。

 あいさつに臨んだ原作者の河森正治さんは「父の会社が藤沢にあり、よく遊びに来ていた、縁がある土地。秘密基地といえば『島』と考え、江の島を舞台に選んだ。江の島は海もあり、島の中に山や谷のような起伏もあり、ロケーションが素晴らしい。江の島に祭られる3人の女神という部分も、3体が『想星合体』する作品とリンクして、非常にアクエリオン的と感じた」と話す。

 監督の糸曽賢志さんは「コロナ禍の時期にロケハンでスタートし、ようやく放映に至った。江の島には灯台もあり、3人の女神、竜の神など多くの神様がいたり、懸垂式の湘南モノレールも面白かったりと、実際に来てわくわくする場所。アニメをきっかけに江の島・湘南も好きになってほしい」と話す。「アニメを見て、まだまだ分からないことだらけ、謎だらけだと思うが、最終話に向かって全ての伏線を回収していくのでついてきてほしい」とも。

 オープニングテーマを歌うAKINOさんと福山芳樹さんもあいさつに臨んだ。鎌倉出身の福山さんは「生まれ育った鎌倉や藤沢で学び、働いていた。『地元・オブ・ザ・地元』の代表という気持ちで臨んでいる。藤沢・江ノ島の魅力もたくさんPRできれば」と話した。

 登壇者らはエントランス階段部分で「くす玉割り」のセレモニーを行った後、5階ホーム階での出発式に立ち会い、特別車両を送り出した。

 コラボラッピング特別車両は3月31日まで運行する。

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