藤沢・茅ヶ崎・寒川の2市1町でコミュニティービジネスに挑戦したい人を対象としたセミナー「地域の課題探しと可能性:スキルと経験と人脈で地域に貢献」が2月27日と3月6日の2日間、藤沢駅北口の「ロボリンク」(藤沢市藤沢)セミナールームで開催される。
コミュニティービジネスとは、地域の資源や人材を活用して、地域課題をビジネスの手法で解決し、地域の活性化や社会貢献、雇用の創出を目指す取り組みのこと。セミナーでは、地域課題の見つけ方や解決に向けた具体的なアプローチを学び、参加者自分のスキルをどう活用できるかを探る。
主催する湘南産業振興財団の木下直幸さんは「地域をより良くしたいという思いを持つ皆さんが、自分の経験やスキルを地域課題の解決に役立てるきっかけを提供するセミナー。2日間でコミュニティービジネスの可能性や実践的なノウハウを深く理解できる内容。少人数制なので交流もしやすく、実際に始める第一歩を後押しできれば」と話す。
講師は、湘南地域で広告やイベントなどの事業を20年以上続けるフジマニパブリッシングの三浦悠介社長が担当。三浦さんは「セミナーでは、地域課題の見つけ方を解説する講義や、次世代型ブレインストーミング手法『クレイジー8(クレイジーエイト)』を使った課題探求セッションを行う。コミュニティービジネスの事例を通じて、その可能性を深掘りするディスカッションも予定している」と話す。「地域課題を自分の力で解決するコミュニティービジネスを学び、地域と共に成長する機会に、ぜひ参加してほしい」とも。
開催時間は両日とも18時~20時(受付開始は17時30分)。参加費は2日間で500円。定員は20人で先着順。湘南産業振興財団のウェブサイトで2月21日17時まで、受け付ける。