韓国のライフサイエンス系ベンチャー企業と日本の企業の連携を促進するイベント「K-Venture Partnering Conference」が2月18日、「湘南ヘルスイノベーションパーク(通称=湘南アイパーク)」(藤沢市村岡東2)で初開催される。主催はアイパークインスティチュートと韓国の行政機関・中小ベンチャー企業部、五松(オソン)先端医療産業振興財団(KBIOHealth)。
韓国中小ベンチャー企業部が選抜した韓国のライフサイエンス系ベンチャー約40社が参加し、日本の企業と対面での交流を行う。ポスターセッションや5分間のピッチイベント、事前登録制の1on1パートナリングなどを通じ、共同研究や事業提携の機運を醸成する。
アイパークインスティチュートは2023年11月、韓国中小ベンチャー企業部と業務協約を締結。2024年1月にはKBIOHealthとの間でバイオ・ヘルスケア分野における連携を目的とした覚書を結んだ。今回のイベントは、それらの取り組みを具体化する場となる。
当日は3部構成で進行。第1部では韓国ベンチャーによるポスターセッションとピッチイベントを実施。第2部では事前登録制の1on1パートナーリングを行う。第3部では、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)国際部長の田中大祐さんが「PMDAの国際活動~イノベーティブな製品のアクセス改善に向けて~」と題して講演を行う。終了後には日韓合同の交流会も予定。
主催するアイパークインスティチュートの担当者は「韓国と日本のライフサイエンス分野における協力関係をより強固にし、革新的な技術の共同研究や事業展開につなげるきっかけにしたい」と話している。
開催時間は11時~18時30分。一般(企業)の参加費は4万円。要事前予約。