湘南モノレールが2月13日、全駅でクレジットカードのタッチ決済とQRデジタルチケットによる乗車サービスを始める。
今回の導入は、みちのりホールディングスや三井住友カード、JCB、QUADRAC、ウェルネット、RYDEと協力して実施。三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、VisaやJCBなど主要ブランドのクレジット、デビット、プリペイドカードによるタッチ決済が可能になる。併せて、ウェルネットの「アルタイルトリプルスタークラウド」を活用し、QRデジタルチケットも導入する。
QRデジタルチケットは「1日フリーきっぷ」と「モノレールdeえのすい(1日フリーきっぷ+新江ノ島水族館入場券)」の2種類を販売。湘南モノレールの公式ウェブサイトや「RYDE PASS」アプリで販売する。
湘南モノレールの担当者は「キャッシュレス決済の導入で、国内外の利用者がより便利に移動できるようになる。特に交通系ICカードを持たない訪日客の利用促進にもつながるのでは」と期待を込める。
湘南モノレールでは今後も、藤沢・江の島エリアの観光施設や交通機関との連携を強化し、観光ルートの分散化やオーバーツーリズムの課題解決を目指すという。
タッチ決済対応ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardは後日、対応予定。