藤沢駅の南北自由通路の窓から見える富士山が2月14日で見納めとなる。

自由通路の窓が塞がれることを知らせる張り紙

　藤沢市と小田急電鉄が進めている「藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業および駅改良事業」の第1期工事の一環で、ガラスの破損や飛散防止のため自由通路の窓が養生され、富士山の眺望が遮られる。この工事では、現在幅8メートルの自由通路を16メートルに拡幅し、駅の橋上化を図る。

　撮影していた市民の一人は「通勤時に富士山を見るのが楽しみだったので、最後に記念撮影した。新たな藤沢駅の完成に期待している」と話していた。

　第1期工事は2028年3月末までの予定で、その後、第2期工事も予定されている。