大磯プリンスホテル（大磯町国府本郷）で2月21日、湘南エリア在住のクリエーター4人が手がけるアートイベント「OISO SAKURA ART2025」が始まった。

イルミネーションアーチの全景

　ガーデンに展示するアート作品やバーエリアの装飾、オードブルに使う器などを通じて、湘南地域（大磯・平塚）を拠点に活動するクリエーターたちが「特別な春のひととき」を演出する。開催は昨年に続き2回目。

　目玉となる「SAKURA ARTイルミネーション－HANAAKARI－」では、写真家MIRRORBOWLER（ミラーボーラー）のPeta（ペータ）さんが手がける光のアートがガーデンを彩る。今年のテーマは「ハナアカリ（花灯）」で、桜の花が満開になり、闇夜でもほのかに明るく照らす様子をミラーボールの光で表現する。

　「Spring Bar（スプリングバー）」では、華道家の石黒暁雲（ぎょううん）さんが手がける桜アート装飾と、陶芸家の岡村朝子さん、岡村友太郎さんによるオリジナルの器を使ったオードブルを提供する。バーは4月26日までの土曜と2月23日に営業し、営業時間は19時～22時。

　主催する大磯プリンスホテルの担当者は「湘南地域の自然と文化が融合したこのイベントで、春の訪れを感じてほしい」と呼びかける。

　開催時間は、イルミネーション＝16時30分～24時、スプリングバー＝19時～22時。入場無料。イルミネーションは4月6日まで。